MY RECORD HUNTING DIARY 2009

８月３日（月）
イーベイにて£２４．３（送料込）で落札した「ゴスペル・オーク」が到着。
キングフィッシュ結成以前にマシュー・ケリーがイギリスに渡ったときに参加したバンドという認識なので、オリジナルは英国盤かもしれない。
英国出品でこの米国盤だからよいのかもしれない。


８月８日（土）
今日はＡで在庫処分箱から以下３枚を拾った。
帯なしの「プリズム」と「原田真二ベスト・セレクション」。
それからトトの「ハイドラ」。
１枚５０円じゃなきゃ買わんが。


８月１５日（土）
うまく夏休みが獲れない。
妻も娘も出かけてしまった。
このままだとまた今週末も鬱々と過ごしてしまいそうだし、思い立って日帰りでも気楽なお茶の水へ行った。
実際、お茶の水なら時間的には近いのだ（金銭的には遠いが）。
幸か不幸かＤＵならカードが使える。

というわけで、本日の収穫は以下８枚。

サンタナ「キャラバンサライ」７３５円（グレードアップ）。
デイヴ・メイスンは「スプリット・ココナツ」６３０円と、「サーティファイド・ライヴ」を５２５円（やっぱりＬＰだといいから不思議）。
「フラビオ・プレモリ」は２９４０円でゲット（積年の課題盤だったが、プログレの要素もなく特段面白くもなかった）。
スペース・サーカス「ファンタスティック・アライヴァル」２９４０円（帯付へ移行）。
エリス・レジーナ「エム・プレノ・ヴェラオ」（って読む？）のモノ盤は３９９０円。
早川義夫「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」も同じく３９９０円で（元々帯なしらしい）。
「スパイ」は１４７０円（佐藤奈々子ものとして）。
それからニューミュージック・マガジンの不足分４冊。

出かけた甲斐は充分あったが、問題は残る。
それは東京まで行ったことすら知らない妻が、来月のクレジット会社の請求書を見たときにおきる。


８月２２日（火）
鳥羽市に向かうカーフェリーに乗った。
海鳥が風を切って水面に向かい降下を繰り返すのを見ていると、餌を獲っているのだろうが、船を意識しているようにもみえる。
港に着き、適当な店を選んで昼食。
海のものは夜のお楽しみにと、カレーライスを注文したのが大失敗。
港の観光地で団体客を相手に商売しているような店でカレーを食うやつがあるかという話ではあるが、「カレーとラーメンはどこでもそれなりにうまい」という個人的信仰が覆された。

鳥羽水族館を見学。
水族館はもういいんじゃないかと思うが、我が家の旅行のメニューにはなぜか加わることが多い。
娘も高校生になったわけだし、特段あしかショーに興味を持っているようにはみえない。
ジュゴンとビーバーはよかったなというところで、宿泊地の相差町をめざして伊勢自動車道を南下する（妻の運転中ずっと寝てたけど）。

こじんまりした旅館の露天風呂（温泉ではなかった）で汗を流し、初日のメインイベント、豪華海の幸に突入。
漁師の息子が獲ってきたという伊勢海老、平目、鯛等々、まだ甘みが出てないかと思う新鮮すぎる刺身を堪能した。

当分、生ものは食べたくない。


８月２３日（水）
「日本人たるもの一度は伊勢神宮参拝すべし」
というのが今回の旅行の基本コンセプトで、伊勢自動車道を北上し伊勢市へ。
外宮、倭姫宮、徴古館、農業館、美術館をまわり、最後の内宮はもう歩けないと言い出した娘をおはらい町通りに残して１日中歩いた。
敬虔な気持ちになったかといえばそうでもないが、考えてみれば歴史的とは建造物の古さではなく、ありようだと。

予約したホテルに向かって陽が落ちはじめた伊賀市に入る。
青山高原のホテルに着いて食事をした頃にはすっかり夜。
我が家には関係ないがロマンチックな風情が強調されたホテルでリゾート気分は充分。


８月２４日（木）
昨夜は部屋のシャワーで済ませたので、朝食前に露天風呂（温泉）に入ってみた。
これが林間にあり、朝日でどこもかしこも輝いてるし、一人で独占使用ということもあったが開放的で最高だった。

伊賀市といえば忍者である。
「今アメリカでは日本といえば忍者です」と以前クリスから聞いたこともあり、この際忍者についても学んでおこうと伊賀流忍者博物館へ行った。
「伊賀の影丸」、「風の藤丸」（テレビ放映のとき忍者の子孫が出てたっけ？）、「忍者あわて丸」（個人的には一番好きだった）と夢中になったものの、子供ごころに忍法が本当とは思えず、忍者への興味も失われたわけだが（日本史で習わんし）、この歳になって歴史的存在だったことを知る。

１３時を過ぎ、残すイベントは「松坂牛のステーキを食う」のみとなり松坂市へ向かう（イメージしていた「伊賀の里」は、道すがらの景色のなかにあったと思う）。
ところが伊勢自動車が事故渋滞で伊勢関を越えたあたりから動かなくなってしまった。
明日は仕事だと考えると気分が萎えてきて、牛はインターネット通販で食わせてやると娘をなだめて帰ることにした。


８月２５日（金）
イーベイにて£２５．７４（送料込）で落札したカシバー「ビューティ＆ビースト」が到着。
ＨＹさんから教えられたYOUチューブを観て好きになったバンドである。
早速聴いてみた。
ヘンリー・カウ関係だから昔から興味はあったのだが、怖くて買えなかったのだがこうしたアヴァンギャルドなものが美しく感じられる。
勿論当時なら金返せと泣いただろう。
独盤がオリジナルかもしれないが、これでいいのだ。


８月２７日（日）
Ｓにてハービー・ハンコックの「スピーク・ライク・ア・チャイルド」を１４７０円で入手。
これだから毎週のＳ詣ではやめらない。
ここならブルーノートでも１５００番台でもないかぎり、少しノイジーな盤ならこういう値段で出してくると思えるようになった。

一緒に「サディスティックス」を８４０円で。

　

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