半馬鹿猟盤日記

１０月１日（木）
イーベイにて＄２６．５（送料込）で落札したラズベリーズの「サイド３」到着。

１０月３日（土）
Ｓで「ディープ・パープル・イン・ロック」のポンニチ帯なしを２７３０円で購入。
レコエラ用という以外ないがどうか。

財布忘れてったという電話が入り、再びＳへ。
ついでにエジソン・ライトハウス関係で気になっていたビグラス＆オズボーン「キューズ」を１７３５円で。
これも帯なしポンニチ盤。

１０月４日（日）
妻と「カムイ外伝」を観にいく。
その前に腹ごしらえをモスバーガーに入ると、テーブルの向う側にＫ村君と細君。
これからふらりと街を歩くという。
目的もなく一緒に出かけるとはなんと感心な夫婦なのだろう。

「カムイ外伝」は、今忍者ものを撮るというのは海外を視野にしたかとも思うが、よくできてたまじめに撮った作品であることは保証できる。
私が持つ原作のイメージからすると、もっとホラー映画のように撮ればよかったのにと思う。
いや、北野武が監督だったらと思わないでもない。

１０月１０日（土）
今週もまたＳに出動し、「ライターズ」のポンニチ帯なしを４２０円で購入。
私はヒュー・マクラッケンとジェフ・ミロノフのちがいがわかるか。

１０月１２日（月）
■アトランティック
フォーリナー「ダブル・ヴィジョン」をリストに追加。

■キャピトル
ジェイ・ファーガスン「タームス・アンド・コンディションズ」をリストに追加。
復刻レーベルについて記述を加えた。

■ＣＢＳ・ソニー
杉真理「ウィンター・ラウンジ」
松田聖子「セイコ・トレイン」、「スノー・ガーデン」
米米クラブ「コメグニー」
マイク・ブルームフィールドほか「スーパー・セッション」
以上をリストに追加。

■コロンビア
デイヴ・メイスン「スプリット・ココナツ」
「イリノイ・スピード・プレス」
以上をリストに追加。

■ダンヒル
「エミット・ローズ」をリストに追加。

■ＵＲＣ
早川義夫「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」をリストに追加。
企業表示のゆれについての記述に手を加えた。

■ワーナーブラザーズ
「セクション」
「ディープ・パープル・イン・ロック」（ポンニチ）
以上をリストに追加。
日グリーンレーベルにつき、画像を入れ替え１期２期の記述を変更。

以上、６月１５日から１０月１０日の収穫から関係分をリストに追加しアップとする。
やれやれやっと現実に追いついた。

１０月１３日（火）
河出書房新社編集部編「村上春樹『１９８４』をどう読むか」

内田樹「街場の現代思想」、「知に働けば蔵が建つ」、「子どもは判ってくれない」、「疲れすぎて眠れぬ夜のために」、「下流志向」

アガサ・クリスティ「招かれざる客」、「ねずみとり」、「ブラック・コーヒー」、「海辺の午後」

パトリシア・ハイスミス「見知らぬ乗客」

ドナルド・Ｅ・ウェストレイク「忙しい死体」

以上が、６月１５日から１０月１０日にかけて読み終えた本だと思う。
計１２冊になるが、約４カ月だから１カ月３冊の勘定になる。
この間、レコもＨＰも後に回して読書したつもりにしては少なすぎる気がする。

１０月２０日（火）
依頼により参考文献としてリンクを貼る（これによりアップとする）。
３３ｒｅｖにレコエラがリンクされたかの確認はしてないが、別に問題なし。

１０月２２日（木）
３３ｒｅｖさんのウエッブがレコード・コレクターズ表記になっていたため、レコード・コレクトエラーズに変更していただく。

１０月２４日（土）
本日、ドナルド・Ｅ・ウェストレイクの「泥棒が１ダース」を読了。
待望のといえないのは、次の新刊がウエストレイクの死を知らせるものになるだろうことを、どこかで知っていたからだ。

ウェストレイクの死は遠い極東の地に住む読者に過ぎない私にとって情報であって悲劇ではない。
しかし私にとって本屋に行く最大の楽しみとは、ウェストレイクの新刊を発見することであったのだ、目的の大部分だったと言ってもいい。
大晦日の夜、休暇先のメキシコでディナーに向かう途中での心臓発作だったというが、私の考える作家像からすれば、タキシードを着て向かった先は新年を迎えるパーティーで、車は当然リムジンだったはずだ。
これは彼が書くスラプスティック・コメディの一場面そのままである。
作家ウェストレイクの追悼には笑うのが正しい。
このドートマンダーの短編集はそれに最もふさわしい１冊になった。
幸いなことにこの国ではまだドートマンダー・シリーズの４作が未訳になっている。
当面の間は本屋での楽しみを変える必要はなさそうだ。

１０月２５日（日）
Ｓにて、ポンニチ再発盤帯なしの三重苦のマイルス・デイヴィス「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」を８４０円で、ポンニチ（たぶんオリジナル）盤帯はないけどウォーター・ダメージありのジョン・ハンディ「プロジェクションズ」を４２０円で購入。
２枚ともＣＢＳ・ソニー盤で、後者をリストに追加しアップとする。

１０月２６日（月）
「気ままなDiary」というブログをリンクした。
まだよく存じあげないので紹介文を書くことができないが、Reikoという名前からすると女性である。
よく知りあう必要があるような気がしてならない。

１０月２８日（水）
Ｒｅｉｋｏさんからメールが届いた。

「音楽が大好きです！！なんですが、楽器も歌もだめなんです。聴く専門です。
最近、ロックを聴いて感動していますが、まだ聴き込んでいないの多いです（汗）。
ELP、YES、Deep Purple、、、など聴いていない時代もありましたが、ビートルズとサイモンとガーファンクルは高校生頃から聴き続けてきました。
気がついたら、コレクションが増えていました。ブログにアップしています。よろしくです。」

どうも「おばさん」という気配が濃厚である。
なぜかよく知り合う必要性を感じなくなってきた。
しかし「おばさんは女か」の議論は残るとしても、少なくとも男でないところは評価できる。
しかも、ビートルズとサイモンとガーファンクルに夢中などという風情からすると処女かもしれない（ヨセフの妻マリアが処女で子供を産んだことは広く知られている）。
チューリップを愛する点でも気が合いそうだ（私が名前が言える植物はチューリップと桜だけだ）。
そう考えると、なかなか老境に達しない私は「Ｒｅｉｋｏさんは美少女」という妄想でいっぱいになるのだった。

１０月３１日（土）
苦節３年でブルー・サム・レーベルをアップ！