半馬鹿猟盤日記

１２月５日（土）
まーすけさんからの追加情報がありジェットをアップ。

１２月６日（日）
妻と街中の単館へ「空気人形」を観にいく。

原作が業田良家の傑作漫画で、これはもう業田の傑作なのであるから傑作に仕上がってなければならないのであって、原作の持つ寓意性と世界観を描くだけで傑作になることは保証されているのだから相当泣けるのであろうと覚悟していたわけだが泣けた。
映画館を出てからも、行きかう人々や街角に立つ人を見るにつけ、世界には人間の数だけ孤独があり小さな幸せがあるのだと思われ泣ける。
映画を観ているときには業田の天才ぶりに泣けたが、帰って９年ぶりに原作を読みかえしたところ、今度は監督の是枝裕和の天才ぶりに気づいてまた泣けた。

先月２８、２９日の収穫から「サンタナⅢ」をコロンビアのリストに追加しアップとする。

何処さんからジェット情報がありアップ。

１２月１２日（土）
ヤフーで１９００円でストレート落札したリンジー・デ・ポール「テイスト・ミー、ドンド・ウェイスト・ミー」のアイランド盤が到着。
これにまーすけさんと何処さんからいただいた情報を見ながらジェットの書き換えを行う。

１２月１３日（日）
昨日に引き続きジェットの検証作業をまるっと楽しむ。

途中、昼飯を食ってから２０％オフ・セールのＡに繰り出し、松田聖子「赤いスイートピー」、「ピンクのモーツァルト」と、前野曜子がヴォーカル時代のペドロ＆カプリシャス「さよならの赤いバラ」のシングルを各４０円で購入。
このほかＭｒ．ミスター「ゴー・オン」が４０円だったのと、ジョージのギターという噂もあるドン・ニックス「ホーボーズ・ヒーローズ・アンド・ストリート・コーナー・クラウンズ」を１１２０円で、ジェットの資料になるかもと「Ｇフォース」を６４０円で購入。

１２月１４日（月）
変わり映えしないかとは思うが昨日のジェット検討経過をアップした。

１２月１６日（水）
変わり映えしないかがジェット検討経過をアップした（アップとしてよいか？）。

１２月１９日（土）
朝からジェットをいじって遊んでいたが、気分転換しようとＳへ行くが３時３０分を少し過ぎたばかりなのにシャッターが降りていた。
それなら久しぶりに顔を出してみるかと五社神社の坂を上りＤへ向かった。
親爺が相変わらずのしけた顔して店の奥に座っている。
「エアプレイ」を発見し８００円で購入。
高いんだよ、親爺！

１２月２０日（日）
昨日のＤか先週のＡでウィドウメイカーかガールズのアルバムを見た気がしていたので、何か不幸があった様子でシャッターが閉まったＳの前を原チャリで通過し、まずはＡに行ってみることにした。
ガールズは参考になるものではなかったが、ポンニチ盤のエレクトリック・ライト・オーケストラ＋オリヴィア・ニュートン・ジョンの「ザナドゥ」を３００円（割引券で実際は２００円）で、在庫処分箱から松田聖子「金色のリボン」を１０円で購入した（２０％オフのあとに値を下げてやがった）。

Ｄでは「ウィドウメイカー」を発見したが、いかにもＤらしく１７００円という法外な値が付いていた。
こんなもんこんな値段で買う奴がいるのかよと（昨日のことを忘れて）悪態をつきながら帰宅。

「ザナドゥ」をリストに追加するとともにジェットの検討経過をアップ。

「金色のリボン」をリストに追加し、ＣＢＳソニーをアップとする。

１２月２３日（水）
ひきこもりになり1日中ジェットで遊ぶ。

１２月２６日（土）
ひきこもってジェットで遊びたかったが、妻が年賀状を作るというので追い出されたためストリートキッズになってあちこちさまよったが、収穫はなかった。

それでもジェットの構想がぼんやりとではあるが浮かんできた。

１２月２７日（日）
朝刊の書評でちくま文庫がラブレーの「ガルガンチュアとパンタグリュエル」を新訳していたことを知って、ジェットで遊んでいる場合じゃないかと午後は本屋に行くことにした。
老舗のくせに古典や教養系に何ら期待できないＹ書店にはやはりハードルが高かったようだ。
ここは全くもって家から近いだけが取り柄だ。
最後は駅ビルのほうのＹ書店まで行くつもりで、更にこの種の書籍に期待できないＨに向かった。
ところが地下へ降りる前に、Ｚのフリースペースで中古レコード・ＣＤフェアをやっていたから足が止まってしまった。
所詮、大阪・名古屋の店の不良在庫の出張処分だろうがつきあってやるかとエサ箱をつつきまわっているうちにあっという間に２時間以上が過ぎ、もうすっかりくたくたになってしまい、一応Ｈにも行ったがもうアマゾンでいいやとなってしまった。
ユニクロで１０００円のロングＴシャツを買って帰る。
今日もまたレコの１日というおそまつ。

１２月２８日（月）
なんのかんの言いつつ昨日のフェアで購入したのが次の３枚。

ボブ・ウェルチ「フレンチ・キス」は３００円ならということで（キャピトルのリストに追加）。
「シー・レヴェル」はキズ音が出たの１０８０円は激高という結果（カプリコーンのリストに追加）。
「セシリオ＆カポノ」はＰＣナンバーを承知だったが（ＫＣナンバー盤ある？）、もしオリジナルなら個人的に言えば１０５０円はとてもうれしい（コロンビアのリストに追加）。

あとジェットもアップした。

１２月２９日（火）
今日から年末年始休暇である。
Ａ（でなく細君か）の招待に応じて、妻と伊豆高原の別荘まで行く。

これが密かに期待したとおり、我々貧乏人がイメージするとおりの別荘だったからうれしくなってしまったが、Ａ本人は細君とその親族からせがまれて買っただけらしく、自分たちだけで遊んで、俺のことは放っておいてくれという態度がありありだ。
「おまえよくこんなとこまで来たよな」と言われた。
確かに男二人なら旧交を温める酒があればよい。

１２月３０日（水）
「こういう場合は早く帰れと思われず、引き止められるうちに帰るものなのだ」と言っても、妻には意に介する様子がない。
昨夜は散々夫の悪口を言って清々しい気分でいるはずなのに、１０時になってぐずぐずしている理由は二日酔だろう（こっちは散歩までしている）。
帰宅は４時。

それからジェットで少し遊んだ。

１２月３１日（木）
まーすけさんからの追加情報で悩んでいた英ジェットに光がさしてきた。
年の瀬にこんなことをしているので妻にしかられる。